2ntブログ
03-<< 123456789101112131415161718192021222324252627282930>>05-

スポンサーサイト

--/--/--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:-- スポンサー広告

ヨガ教室で性感UP! ~イキまくるオンナになっちゃった~

2012/04/29
電子書籍『ヨガ教室で性感UP! ~イキまくるオンナになっちゃった~』(秘めゴト文庫)◆

最近急に感じやすくなって、スタイルも肌のコンディションもよくなった静香。恋人の和也は、彼女が浮気しているのではないかと疑うが、ちょっと意外なそのわけは――?



◆抜粋◆

「もう――いい?」
 耳朶を甘噛みされながら訊かれ、駆けぬけた鮮烈な快感に、静香はびくりと身を震わせた。
「来てっ……早く……っ!」
 衝動のまま声を上げると、両足を大きく割られ、濡れそぼった中心に猛ったものを押しあてられた。
 ず……ん。
 めりこんでくるような圧迫感。その一方で、充分に潤った静香のそこは、たやすく和也を呑みこみ、すきまなくぴったりと合わさる。
 ひきのばされたところがじんじん痺れ、和也の脈動といっしょになって、まるでそこにもう一つの心臓が生まれたように、力強く脈打つ。
 和也が身じろぎしただけで、内側がいい具合にこすられ、快感を追って無意識に腰が揺れはじめる。
「いい……あ……そこ、そこ……!」
 夢中でしがみつくと、和也の動きが激しさを増した。
 荒い息遣い。早鐘のような鼓動。汗のにじむ肌の熱さ。
「あっ、いい! いいっ! もっと……っ!」
 息もつけないほど激しく突きあげられ、快感の眩暈に翻弄される。ジェットコースターのように高みへ押しあげられ、一気に絶頂へと――。

 抱きあったまま余韻に浸る、夢見心地のひととき。
 静香の髪を撫でていた和也が、ふいに言った。
「なあ……おまえ、浮気してないか?」
「――え?」
 唐突な言葉にわけがわからず、ぽかんと見つめると、和也は真剣な顔で続けた。
「最近ずいぶん感じやすいじゃないか。スタイルもよくなったし、肌もつやつやして――」
「ちょ、ちょっと待ってよ。どうしてそれが浮気につながるわけ?」
「だって、よく言うだろう? 彼女の様子が変わったら浮気を疑えって――」
「ぷっ!」
 静香は思わず吹き出してしまった。
 和也の見当違いな嫉妬がおかしい。でもかわいい。
「やだ。私が浮気なんかするわけないじゃない。こんなに和也にメロメロなのに」
「でも――」
「私の言うことが信じられないの?」
「う……いや、そういうわけじゃ――」
 実際、和也が疑うのも無理はないかもしれなかった。静香自身、自分がこれまでになく絶好調なのを感じている。だがその原因は、決して浮気などではない。
 すぐに種明かしをしてもよかったが、嫉妬されるのが楽しくて、静香はもうしばらく内緒にしておくことにした。
 代わりに濃厚なキスをして黙らせる。
「ね、もう一回、しよ……?」

関連記事
06:38 秘めゴト文庫 | コメント:(0) | トラックバック:(0)
コメント:

管理者のみに表示