ダメ男にkiss
2011/12/15
◆電子書籍『ダメ男にkiss』(シュガーLOVE文庫)◆
夢子の彼氏・寛平は、ルックスとHのテクは抜群だが、だらしがなくて甲斐性なし。それでも憎めなくてつきあっていたのに、寛平があろうことか寝言で別の女の名前を呼んで――!
◆冒頭◆
「こんの、ロクデナシっ! 出てけーっ!」
大場夢子は、顔を真っ赤にして叫ぶと、裸のまま菅野寛平を玄関から叩きだし、続いて衣服と荷物も放りだした。
「ちょっ、ちょっと待てよ、夢子! なに、いきなりどうしたんだよっ?」
「自分の胸に手をあてて聞いてみたらっ? あんたなんか、サイテーっ!」
とりすがってくる寛平を蹴飛ばし、怒りに任せて乱暴にドアを閉める。
「お~い、夢子~! 開けてくれ~、せめて話を~! お~い――」
寛平の哀れな呼びかけに耳も貸さず、夢子はベッドに戻ってフテ寝を決めこんだ。
夢子は、とあるビジネス系の専門学校に通う二年生。入学してまもないころ、先輩だった寛平から声をかけられ、軽い気持ちでつきあいはじめた。
ルックスはアイドルタレントなみ、体の相性もばっちりで、最初はタナボタのように思っていた夢子だが、それが幻想だったと思いしらされたのは、つきあって1か月もしないうちだった。
とにかく、だらしがなくて甲斐性がない。
学校は毎日、遅刻かサボり。デートの待ちあわせにも、3回に2回は遅れてくる。ひどいときには、デートの約束をしたことさえ忘れている。
遅れてきてもあっけらかんとしていて、ちゃんと謝ることも、お詫びになにかしてくれるようなこともない。
親から充分な仕送りをしてもらっているはずなのに、いつも財布の中はカラ同然で、プレゼントの1つもくれたことがない。Hのときも、ホテル代をけちって、いつも夢子か寛平のアパートだ。
当然、夢子の誕生日など覚えているはずもなく、つきあって初めてのその日には、こともあろうに友人宅で麻雀をしていて、朝までずっと携帯電話機の電源が切られていた。
そして卒業したいま、正社員として就職せずにフリーターをしているのだが、それすら、同じ職場で3か月以上続いたことがないというていたらく。
そんなダメ男と、なんだかんだとずるずる続いてしまったのは、寛平が憎めない性格だから、という1点に尽きるだろう。
◆Hシーン抜粋◆
ゆっくり根もとまで指を入れられ、探るように内壁をなぞられる。緩く出し入れされ、ふたたび根もとまで収められて、つぎには前の方をもむようにいじられる。
「んん……っ」
イイところをこすられて、夢子は思わず体をよじった。
ぞくっとして力が抜ける。同時に強い衝動が湧きあがってきて、手足をめちゃくちゃに動かしたくなる。そんな快感。
集中的にそこを攻められると、断続的に激しい震えが走って、またたくまに追いあげられてしまった。
1度達してぐったりしているところを、さらに刺激され、苦しいほどの快感に悲鳴を上げる。
「やっ、もうダメっ……それ以上されたら……っ!」
だが寛平はいじわるで、逃げる夢子を押さえつけ、さらにそこばかり攻めてくる。
もがきながらなんとか目を開けると、恍惚とした表情の寛平と目が合った。目を細めて、うれしくてたまらないというように夢子を見つめている。
――やだ、そんな顔されたら……。
そんなふうに見つめられただけで、また達してしまいそうだ。
内側からぐりぐりもまれ、こすられて、いつのまにか体がまた高ぶってくる。寛平の顔が寄せられ、乳首を口に含まれてうっとりしていると、いきなりかりっと歯で噛まれた。
その拍子に、夢子は2度目の絶頂を味わってしまう。
もうろうとしているところにキスをされ、裏返されて、こんどは後ろから攻められた。
背中の感じやすい場所を徹底的に撫でまわされ、臀部をもみしだかれ、ふたたび盛りかえしてきた股間を、口で愛撫される。
そんなこんなでもうあと2度ほど先にイかされ、息も絶えだえになってから、ようやく寛平のもので貫かれた。
とろけるばかりになっていたそこは、たやすく寛平のものを呑みこみ、さらに引きいれようとするように伸縮をくりかえす。
「こんの、ロクデナシっ! 出てけーっ!」
大場夢子は、顔を真っ赤にして叫ぶと、裸のまま菅野寛平を玄関から叩きだし、続いて衣服と荷物も放りだした。
「ちょっ、ちょっと待てよ、夢子! なに、いきなりどうしたんだよっ?」
「自分の胸に手をあてて聞いてみたらっ? あんたなんか、サイテーっ!」
とりすがってくる寛平を蹴飛ばし、怒りに任せて乱暴にドアを閉める。
「お~い、夢子~! 開けてくれ~、せめて話を~! お~い――」
寛平の哀れな呼びかけに耳も貸さず、夢子はベッドに戻ってフテ寝を決めこんだ。
夢子は、とあるビジネス系の専門学校に通う二年生。入学してまもないころ、先輩だった寛平から声をかけられ、軽い気持ちでつきあいはじめた。
ルックスはアイドルタレントなみ、体の相性もばっちりで、最初はタナボタのように思っていた夢子だが、それが幻想だったと思いしらされたのは、つきあって1か月もしないうちだった。
とにかく、だらしがなくて甲斐性がない。
学校は毎日、遅刻かサボり。デートの待ちあわせにも、3回に2回は遅れてくる。ひどいときには、デートの約束をしたことさえ忘れている。
遅れてきてもあっけらかんとしていて、ちゃんと謝ることも、お詫びになにかしてくれるようなこともない。
親から充分な仕送りをしてもらっているはずなのに、いつも財布の中はカラ同然で、プレゼントの1つもくれたことがない。Hのときも、ホテル代をけちって、いつも夢子か寛平のアパートだ。
当然、夢子の誕生日など覚えているはずもなく、つきあって初めてのその日には、こともあろうに友人宅で麻雀をしていて、朝までずっと携帯電話機の電源が切られていた。
そして卒業したいま、正社員として就職せずにフリーターをしているのだが、それすら、同じ職場で3か月以上続いたことがないというていたらく。
そんなダメ男と、なんだかんだとずるずる続いてしまったのは、寛平が憎めない性格だから、という1点に尽きるだろう。
◆Hシーン抜粋◆
ゆっくり根もとまで指を入れられ、探るように内壁をなぞられる。緩く出し入れされ、ふたたび根もとまで収められて、つぎには前の方をもむようにいじられる。
「んん……っ」
イイところをこすられて、夢子は思わず体をよじった。
ぞくっとして力が抜ける。同時に強い衝動が湧きあがってきて、手足をめちゃくちゃに動かしたくなる。そんな快感。
集中的にそこを攻められると、断続的に激しい震えが走って、またたくまに追いあげられてしまった。
1度達してぐったりしているところを、さらに刺激され、苦しいほどの快感に悲鳴を上げる。
「やっ、もうダメっ……それ以上されたら……っ!」
だが寛平はいじわるで、逃げる夢子を押さえつけ、さらにそこばかり攻めてくる。
もがきながらなんとか目を開けると、恍惚とした表情の寛平と目が合った。目を細めて、うれしくてたまらないというように夢子を見つめている。
――やだ、そんな顔されたら……。
そんなふうに見つめられただけで、また達してしまいそうだ。
内側からぐりぐりもまれ、こすられて、いつのまにか体がまた高ぶってくる。寛平の顔が寄せられ、乳首を口に含まれてうっとりしていると、いきなりかりっと歯で噛まれた。
その拍子に、夢子は2度目の絶頂を味わってしまう。
もうろうとしているところにキスをされ、裏返されて、こんどは後ろから攻められた。
背中の感じやすい場所を徹底的に撫でまわされ、臀部をもみしだかれ、ふたたび盛りかえしてきた股間を、口で愛撫される。
そんなこんなでもうあと2度ほど先にイかされ、息も絶えだえになってから、ようやく寛平のもので貫かれた。
とろけるばかりになっていたそこは、たやすく寛平のものを呑みこみ、さらに引きいれようとするように伸縮をくりかえす。
- 関連記事
-
- 放課後に激しく愛して (2013/04/16)
- ダメ男にkiss (2011/12/15)
- 満員電車にご用心 (2011/11/30)
コメント: