ストップ! 偽装交際
2013/05/25
◆電子書籍『ストップ! 偽装交際』(いるかネットブックス)◆
姉御肌の瑞希は、校内いちばんのモテ男・克彦に片想いしている。ひょんなことから、その克彦に偽装交際を頼まれ、ひきうけてしまうが……。
好きな人といっしょにいられるのはうれしい。でも、本当に愛されているわけじゃないと思うと、虚しくてつらくなる。
この恋、どうなっちゃうの?
◆抜粋◆
克彦に片想いをして、もう1年になる。
ルックスがよくてちょっとお調子者の克彦は、校内いちばんのモテ男だ。クリスマスにはプレゼントの山、バレンタインデーにはチョコレートの山で、下駄箱にもラブレターが入っていない日はないほど。
だが、当の克彦は、そういうことにあまり興味がないのか、にこにこ笑いながら適当にすべて受けながしてしまっている。
「うれしいけど、さすがの俺でも、こんなにたくさんの愛には応えられないっつーかー」
ほかの男子にひやかされ、冗談めかして答える克彦。その言葉の裏には、迷惑だと思う気持ちも多少隠されているようだ。
瑞希のほうも、決して男子に人気がないわけではない。ただし、人気の中身が問題で、姉御肌で気さくに話ができるからという、男友だちに向けられるのと同等の好意だった。
きれいだからとか、かわいいからとか、そういう評価がもらえないのが、少し悲しい。
そんな現状を考えると、学年一の美人にもなびかない克彦の目に、自分などが恋人候補として映るとは思えない。
だから瑞希は、遠くから見るだけで、克彦に自分の気持ちを打ちあけるつもりはまったくなかった。
◆Hシーン抜粋◆
憧れていた克彦とのキス。
唇を舌先でなぞられ、あいだを割られ、忍びこんできた舌で歯と歯茎をまさぐられた。ぞくぞくして、急激に体温が上昇する。
無意識に顎の力を抜くと、舌をからめとられ、克彦の口の中に導かれた。
強く引かれて、舌の付け根が少し痛い。
歯で舌を上下から挟まれ、軽く噛むようにされると、しびれるような快さがじわっとこみあげて、意識がますますもうろうとした。
舌の中ほどを歯で挟まれ、先の方を舌先でくすぐるように愛撫される。強い刺激と弱い刺激があいまって、知らないうちに体までとろけだす。
キスをしながら、克彦の手が体のほうに触れてきた。
肩から腕へと撫でおろし、胸をひと撫でしてから首のあたりに戻る。ブラウスのボタンを一つはずされると、それだけでぞくっとして、体がまた熱くなった。
時間をかけてボタンをすべてはずされ、静かに前をはだけられた。
ブラジャーの上から乳首のあたりを撫でられ、どきりとして体が跳ねる。
ただ気持ちいいのとは違う、どきどきするような快感が湧きあがり、心臓が激しく打ちはじめた。息が荒くなり、思わず口を動かすと、さらに強く舌を吸われた。
ブラジャーごしに愛撫してくる指。丘のように盛りあがった乳房のふもとから、円を描くように少しずつ頂上に近づき、またふもとへと下がる。全体をゆっくり撫でては、乳首の上をかすめるようにはじき、すぐ離れる。
くりかえされるうち、しだいに乳首が敏感になり、触れられるだけで体がびくびく跳ねるようになった。
股間がむずむずしはじめ、しだいにかっかとほてってくる。
乳首をきゅっとつねられたとたん、股間がどくんと脈打ち、熱い蜜があふれだすのを感じた。
「ん……ああ……」
我慢しきれず、甘い吐息を漏らしてしまう。
◆Hシーン抜粋◆
「ちょ、ちょいタンマ……」
克彦の制止の声を無視し、さらにひとしきり舌を動かす。
口から出して、幹全体についばむようなキスをし、根もとから先端へとくりかえし舐めあげた。
もう一度口に入れ、こんどはできるだけ奥まで呑みこみ、上下にゆっくりしごいてみる。
克彦の息がさらに荒くなり、慌しく頭をまさぐられた。
「瑞希……そのまま向きを変えて、俺の方に腰を向けて……」
言われたとおりにすると、足をつかんで引きよせられ、股間に熱い空気がかかるのを感じた。
克彦の顔が、同じように瑞希の股間に寄せられ、敏感なひだの上に熱いものが触れる。
広げた舌でぞろりと舐めあげられたとたん、瑞希は身震いして声を上げてしまった。
指よりずっと繊細な、舌の動き。
濡れた舌が、自由に形を変えながら割れ目の上を這いまわり、こじあけてさらに中へと潜りこんでくる。
「ん……っんっ……」
舐められるたび、快感の波がわっと押しよせては四散していき、膝ががくがくして体を支えるのがつらくなった。
克彦のものを口に含んでいるのが精いっぱいで、舌や手を動かすこともおぼつかなくなってくる。
克彦に片想いをして、もう1年になる。
ルックスがよくてちょっとお調子者の克彦は、校内いちばんのモテ男だ。クリスマスにはプレゼントの山、バレンタインデーにはチョコレートの山で、下駄箱にもラブレターが入っていない日はないほど。
だが、当の克彦は、そういうことにあまり興味がないのか、にこにこ笑いながら適当にすべて受けながしてしまっている。
「うれしいけど、さすがの俺でも、こんなにたくさんの愛には応えられないっつーかー」
ほかの男子にひやかされ、冗談めかして答える克彦。その言葉の裏には、迷惑だと思う気持ちも多少隠されているようだ。
瑞希のほうも、決して男子に人気がないわけではない。ただし、人気の中身が問題で、姉御肌で気さくに話ができるからという、男友だちに向けられるのと同等の好意だった。
きれいだからとか、かわいいからとか、そういう評価がもらえないのが、少し悲しい。
そんな現状を考えると、学年一の美人にもなびかない克彦の目に、自分などが恋人候補として映るとは思えない。
だから瑞希は、遠くから見るだけで、克彦に自分の気持ちを打ちあけるつもりはまったくなかった。
◆Hシーン抜粋◆
憧れていた克彦とのキス。
唇を舌先でなぞられ、あいだを割られ、忍びこんできた舌で歯と歯茎をまさぐられた。ぞくぞくして、急激に体温が上昇する。
無意識に顎の力を抜くと、舌をからめとられ、克彦の口の中に導かれた。
強く引かれて、舌の付け根が少し痛い。
歯で舌を上下から挟まれ、軽く噛むようにされると、しびれるような快さがじわっとこみあげて、意識がますますもうろうとした。
舌の中ほどを歯で挟まれ、先の方を舌先でくすぐるように愛撫される。強い刺激と弱い刺激があいまって、知らないうちに体までとろけだす。
キスをしながら、克彦の手が体のほうに触れてきた。
肩から腕へと撫でおろし、胸をひと撫でしてから首のあたりに戻る。ブラウスのボタンを一つはずされると、それだけでぞくっとして、体がまた熱くなった。
時間をかけてボタンをすべてはずされ、静かに前をはだけられた。
ブラジャーの上から乳首のあたりを撫でられ、どきりとして体が跳ねる。
ただ気持ちいいのとは違う、どきどきするような快感が湧きあがり、心臓が激しく打ちはじめた。息が荒くなり、思わず口を動かすと、さらに強く舌を吸われた。
ブラジャーごしに愛撫してくる指。丘のように盛りあがった乳房のふもとから、円を描くように少しずつ頂上に近づき、またふもとへと下がる。全体をゆっくり撫でては、乳首の上をかすめるようにはじき、すぐ離れる。
くりかえされるうち、しだいに乳首が敏感になり、触れられるだけで体がびくびく跳ねるようになった。
股間がむずむずしはじめ、しだいにかっかとほてってくる。
乳首をきゅっとつねられたとたん、股間がどくんと脈打ち、熱い蜜があふれだすのを感じた。
「ん……ああ……」
我慢しきれず、甘い吐息を漏らしてしまう。
◆Hシーン抜粋◆
「ちょ、ちょいタンマ……」
克彦の制止の声を無視し、さらにひとしきり舌を動かす。
口から出して、幹全体についばむようなキスをし、根もとから先端へとくりかえし舐めあげた。
もう一度口に入れ、こんどはできるだけ奥まで呑みこみ、上下にゆっくりしごいてみる。
克彦の息がさらに荒くなり、慌しく頭をまさぐられた。
「瑞希……そのまま向きを変えて、俺の方に腰を向けて……」
言われたとおりにすると、足をつかんで引きよせられ、股間に熱い空気がかかるのを感じた。
克彦の顔が、同じように瑞希の股間に寄せられ、敏感なひだの上に熱いものが触れる。
広げた舌でぞろりと舐めあげられたとたん、瑞希は身震いして声を上げてしまった。
指よりずっと繊細な、舌の動き。
濡れた舌が、自由に形を変えながら割れ目の上を這いまわり、こじあけてさらに中へと潜りこんでくる。
「ん……っんっ……」
舐められるたび、快感の波がわっと押しよせては四散していき、膝ががくがくして体を支えるのがつらくなった。
克彦のものを口に含んでいるのが精いっぱいで、舌や手を動かすこともおぼつかなくなってくる。
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