禁断愛~夏川まどか短編セレクション~
2013/04/23
◆電子書籍『禁断愛~夏川まどか短編セレクション~』(シュガーLOVE文庫)◆
「キケンすぎる逃避行!?」「キケンすぎる関係」2編収録
「キケンすぎる逃避行!?」「キケンすぎる関係」2編収録
受験に失敗し、失恋して、自殺を考えていた静香は、ナイフを持った青年・ヤスマサに脅され、恋人のふりをさせられる。どうやら警察に追われているらしいヤスマサだが、意外にも紳士的で――(キケンすぎる逃避行!?)
満枝は、転校生の幹久から交際を申しこまれ、つきあいはじめる。人気者で、恋人としても申し分のない幹久。だが、偶然知った彼の経歴は、満枝の生き別れの兄そっくりで――(キケンすぎる関係)
【キケンすぎる逃避行!?】
◆抜粋◆
静香は、身長170センチ強と、女子にしてはかなり大きい。そればかりか肩幅もがっちりしているので、そのへんの男子よりずっとたくましく見えてしまう。
だが、外見はどうあれ、静香だって恋に憧れるひとりの少女なのだ。
「好きでこんなにデカく育ったわけじゃないわよっ!」
腹立ちまぎれに自動販売機を蹴ると、つま先を傷めてしまい、涙がにじんだ。
情けなくなってその場にしゃがみこむ。
何も考えたくなかった。いがみあう両親の声も聞きたくないし、将来のことも考えたくないし、振られたことも思い出したくない。
マジで、死んじゃえば楽だよね。
目の前をびゅんびゅん走りぬけていく車の流れを、ぼんやり眺めた。
このまま車道に飛び出したら、一発で死ねるかな?
無意識に体が動き、ふらふらと立ちあがりかけたそのときだった。いきなり二の腕をつかまれ、強い力でビルとビルの隙間にひっぱりこまれた。
「声を出すな」
押し殺した声で脅され、首すじに冷たいものを押しあてられる。
◆Hシーン抜粋◆
熱いもので股間全体をすっぽり包まれた。
開いた口で覆われたのだ。
「あっ……んっ……」
舌先が中心をかすめると、とろけるような快感に力が抜けた。
広げた舌で全体を舐められ、とがらせた舌先でひだの奥をなぞられる。唇と歯でひだをもむように刺激されると、じれったいうずきがもやもやと湧きでてきた。
「……もっと、強く」
吸盤のようにぴったり吸いつけられ、そのまま舌でめちゃくちゃにかきまわされた。同時に両方の手のひらで臀部を撫でまわされ、知らず知らず腰を揺らしてしまった。
体を支えきれなくなって、前方の床に手をついてしまう。
その姿勢で、ヤスマサの顔に局部を押しつけるようにすると、クリトリスをぺろりと舐められ、次にカリッと歯を立てられた。
「ッ!」
反射的に涙がにじんだ。驚いたが、痛いというほどではなく、そこが熱をもって激しく脈打ちはじめる。
「あっ、ダメっ、イっちゃう!」
だが、あとわずかで達しようという瞬間、不意に口を離され、意地悪な声で言われた。
「イきたかったら、また俺のもかわいがってくれよ」
体の向きを変えられ、シックスナインの姿勢をとらされる。
目の前に、ふたたび硬くなったペニスが突きたっていた。
すでに伝いおちている雫を、下の方から丁寧に舐めとる。ふらふらと揺れるのを握って支え、ソフトクリームを食べる要領で無心に舐める。
【キケンすぎる関係】
◆抜粋◆
「吉田幹久です。よろしく」
そう言って頭を下げた転校生は、たちまちクラスの人気者になった。
整ったやさしい顔立ちにスレンダーな体格。とはいえ弱々しい感じではなく、性格は快活で、さっぱりと男らしい。
スポーツ、学業ともに成績優秀で、面倒見もよく、男子からも女子からも好感を持たれた。
吉田満枝も、幹久に憧れるひとりだった。だが、満枝自身は、自分にそれほどとりえがあるとは思っていなかったので、遠くから幹久を見つめるだけで満足していた。
ところが、どういうわけか幹久は、そんな満枝に声をかけてきたのだ。
「よかったら、僕とつきあってくれないかな?」
◆Hシーン抜粋◆
両手で包むようにされ、そっともまれながら、乳首にキスをされる。乳首を口に含まれ、舌先で転がすように舐められると、ずきんとするような快感が寄せてはひいた。
指先で乳首を挟まれ、くりくりとこねられながら、しびれた先端を舌で撫でられる。強く吸われて、指ごと口の中に引きこまれ、軽く歯を立てられた瞬間、満枝は、これまで感じたこともないような衝撃を股間に受けた。
クリトリスがどくんと脈打ち、おもらしでもしたように熱く濡れるのがわかる。
満枝はうろたえて涙ぐみ、慌てて体をずらそうとしたが、幹久の腕にがっちり捕らえられて身動きできなかった。
キスで口をふさがれ、すばやく伸びた手に股間を暴かれる。
だが幹久は、ここでも慎重だった。
股間全体を手のひらで包まれ、親指で草むらを静かにかきわけられる。
くすぐったくて、気持ちよくて、我慢できなかった。
満枝は、いやいやをするように首を振り、幹久にしがみついて自分からキスを求めた。
すぐに、息もできないほど熱いキスを返される。
ねだるように腰を押しつけると、ひだを開かれ、幹久の指が柔らかな部分にすべりこんできた。
ひだにそって前後に撫でられ、クリトリスと膣口のあいだをやさしくこすられる。
これまでとは比べものにならない快感が湧きあがり、蜜がどっと溢れでた。
幹久の指が動くたび、蜜が濡れた響きを立てるが、それを恥ずかしいと感じる余裕さえない。
指が膣口を割って入ってこようとしたとき、満枝はまた緊張で体をかたくしたが、激しいキスに我を忘れているすきに潜りこまれ、あとはなしくずしだった。
指は体内でやさしくうごめき、初めての感覚に、満枝ははじめとまどい、やがて積極的に受けいれていった。
刺激をはっきり感じる入口と、遠くぼんやり感じる奥の方。だが、撫でられ、かきまわされるにつれ、体の最奥から小さな火の玉が生まれ、成長し、じれったいうずきで奥の方がむずむずしてくる。
指を動かしながら、幹久が体を重ね、クリトリスとペニスをこすりあわせるように腰を動かしはじめた。
「あっ、ああ!」
たまらず、悲鳴のような声が漏れる。
電気ショックのような快感が、全身を駆けまわり、あとからあとから頭の芯を突きあげてくる。
「いやっ、いやっ、やあーっ!」
本当はもっとしてもらいたいのに、口から出てくるのはいやという言葉ばかり。
◆抜粋◆
静香は、身長170センチ強と、女子にしてはかなり大きい。そればかりか肩幅もがっちりしているので、そのへんの男子よりずっとたくましく見えてしまう。
だが、外見はどうあれ、静香だって恋に憧れるひとりの少女なのだ。
「好きでこんなにデカく育ったわけじゃないわよっ!」
腹立ちまぎれに自動販売機を蹴ると、つま先を傷めてしまい、涙がにじんだ。
情けなくなってその場にしゃがみこむ。
何も考えたくなかった。いがみあう両親の声も聞きたくないし、将来のことも考えたくないし、振られたことも思い出したくない。
マジで、死んじゃえば楽だよね。
目の前をびゅんびゅん走りぬけていく車の流れを、ぼんやり眺めた。
このまま車道に飛び出したら、一発で死ねるかな?
無意識に体が動き、ふらふらと立ちあがりかけたそのときだった。いきなり二の腕をつかまれ、強い力でビルとビルの隙間にひっぱりこまれた。
「声を出すな」
押し殺した声で脅され、首すじに冷たいものを押しあてられる。
◆Hシーン抜粋◆
熱いもので股間全体をすっぽり包まれた。
開いた口で覆われたのだ。
「あっ……んっ……」
舌先が中心をかすめると、とろけるような快感に力が抜けた。
広げた舌で全体を舐められ、とがらせた舌先でひだの奥をなぞられる。唇と歯でひだをもむように刺激されると、じれったいうずきがもやもやと湧きでてきた。
「……もっと、強く」
吸盤のようにぴったり吸いつけられ、そのまま舌でめちゃくちゃにかきまわされた。同時に両方の手のひらで臀部を撫でまわされ、知らず知らず腰を揺らしてしまった。
体を支えきれなくなって、前方の床に手をついてしまう。
その姿勢で、ヤスマサの顔に局部を押しつけるようにすると、クリトリスをぺろりと舐められ、次にカリッと歯を立てられた。
「ッ!」
反射的に涙がにじんだ。驚いたが、痛いというほどではなく、そこが熱をもって激しく脈打ちはじめる。
「あっ、ダメっ、イっちゃう!」
だが、あとわずかで達しようという瞬間、不意に口を離され、意地悪な声で言われた。
「イきたかったら、また俺のもかわいがってくれよ」
体の向きを変えられ、シックスナインの姿勢をとらされる。
目の前に、ふたたび硬くなったペニスが突きたっていた。
すでに伝いおちている雫を、下の方から丁寧に舐めとる。ふらふらと揺れるのを握って支え、ソフトクリームを食べる要領で無心に舐める。
【キケンすぎる関係】
◆抜粋◆
「吉田幹久です。よろしく」
そう言って頭を下げた転校生は、たちまちクラスの人気者になった。
整ったやさしい顔立ちにスレンダーな体格。とはいえ弱々しい感じではなく、性格は快活で、さっぱりと男らしい。
スポーツ、学業ともに成績優秀で、面倒見もよく、男子からも女子からも好感を持たれた。
吉田満枝も、幹久に憧れるひとりだった。だが、満枝自身は、自分にそれほどとりえがあるとは思っていなかったので、遠くから幹久を見つめるだけで満足していた。
ところが、どういうわけか幹久は、そんな満枝に声をかけてきたのだ。
「よかったら、僕とつきあってくれないかな?」
◆Hシーン抜粋◆
両手で包むようにされ、そっともまれながら、乳首にキスをされる。乳首を口に含まれ、舌先で転がすように舐められると、ずきんとするような快感が寄せてはひいた。
指先で乳首を挟まれ、くりくりとこねられながら、しびれた先端を舌で撫でられる。強く吸われて、指ごと口の中に引きこまれ、軽く歯を立てられた瞬間、満枝は、これまで感じたこともないような衝撃を股間に受けた。
クリトリスがどくんと脈打ち、おもらしでもしたように熱く濡れるのがわかる。
満枝はうろたえて涙ぐみ、慌てて体をずらそうとしたが、幹久の腕にがっちり捕らえられて身動きできなかった。
キスで口をふさがれ、すばやく伸びた手に股間を暴かれる。
だが幹久は、ここでも慎重だった。
股間全体を手のひらで包まれ、親指で草むらを静かにかきわけられる。
くすぐったくて、気持ちよくて、我慢できなかった。
満枝は、いやいやをするように首を振り、幹久にしがみついて自分からキスを求めた。
すぐに、息もできないほど熱いキスを返される。
ねだるように腰を押しつけると、ひだを開かれ、幹久の指が柔らかな部分にすべりこんできた。
ひだにそって前後に撫でられ、クリトリスと膣口のあいだをやさしくこすられる。
これまでとは比べものにならない快感が湧きあがり、蜜がどっと溢れでた。
幹久の指が動くたび、蜜が濡れた響きを立てるが、それを恥ずかしいと感じる余裕さえない。
指が膣口を割って入ってこようとしたとき、満枝はまた緊張で体をかたくしたが、激しいキスに我を忘れているすきに潜りこまれ、あとはなしくずしだった。
指は体内でやさしくうごめき、初めての感覚に、満枝ははじめとまどい、やがて積極的に受けいれていった。
刺激をはっきり感じる入口と、遠くぼんやり感じる奥の方。だが、撫でられ、かきまわされるにつれ、体の最奥から小さな火の玉が生まれ、成長し、じれったいうずきで奥の方がむずむずしてくる。
指を動かしながら、幹久が体を重ね、クリトリスとペニスをこすりあわせるように腰を動かしはじめた。
「あっ、ああ!」
たまらず、悲鳴のような声が漏れる。
電気ショックのような快感が、全身を駆けまわり、あとからあとから頭の芯を突きあげてくる。
「いやっ、いやっ、やあーっ!」
本当はもっとしてもらいたいのに、口から出てくるのはいやという言葉ばかり。
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